このゼミについて

「自分らしい生き方を見つける~人との出会いを通じたキャリア開発〜」

 みなさんこんにちは。このゼミの担当教員の木原麻子です。

 大学生という時期は、人生の中でも大きな変化と決断を経験する時期です。多くの人は卒業後、社会に出て自立した一人の個人として自分の人生を歩み始めるからです。だから大学時代には専門的な知識や技能を獲得すると同時に、自分自身のこれからの行き方を切り開いていく力をつけていくことがとても大事になると考えています。

 このゼミでは、将来どんな仕事をしたいのか、どのように生きていきたいのか、自分らしい生き方とは何なのかを仲間とともに深く考えることをテーマとしています。そのため様々なプロジェクトを通じてたくさんの社会人と出会い、その多様な生き方、考え方に触れながら、自分らしい生き方を見つけていくことを目的としています。

 ゼミ生にはこのゼミで培った人と繋がる力、人から学ぶ力を活かして自身の未来を切り開いていってほしいと思います。

 

 

 

担当教員

木原麻子(Kihara Asako)

現代社会学部 現代社会学科 人間社会学コース 准教授

 

 大学院修了後、1996年京都府に入庁。仕事のキャリアは公務員としてスタートしました。役所では産業振興や地域づくり支援などに携わったのち、民間のベンチャー企業支援会社に転職します。一生の安定が保障されると言われる公務員の職を離れることにはほんの少しのためらいと、未来に向けてのワクワク感がありました。ここでは産学連携プロジェクトや多くのベンチャー・中小企業の支援を行う中で、自分の人生を生きている多くの方たちとの出会いがありました。そして、「人生って面白い」「その人が自分らしく生きていくことをサポートしたい」と、2006年キャリアコンサルタントとして独立。フィールドを大学に移し、大学生の就職支援やキャリア科目のプログラム開発の経験を積んできました。様々な大学での学生支援を経て現職に至ります。人とは少し異なる道を歩き、多様な現場で働いてきた経験が皆さんの学びいやキャリア開発につながればと思っています。


 

 

 

大切にすること

・自分自身の頭で考え行動する

・学外に飛び出す

・多くの人との出会いを自ら作り出す

・仲間を大切にする

・自分を大切にする

 

  

 

 

ゼミでの3年間

 2年次では共通プロジェクト活動が中心です。ゼミ活動に慣れながら協働や役割分担など基本のスキルを身につけます。

 3年次になるとゼミ全体での取り組みだけでなく、自分ごとプロジェクトという活動が始まります。関心のあるテーマを個別に設定し、周りを巻き込みながら社会に影響を与えるような活動をするプロジェクトです。

 4年次では自身の進路に関して自由な活動が主になります。研究を継続したり、それを卒業制作にまとめたりします。